昨今テレビがなくともPCやスマホを持っていれば受信料の支払いを義務付ける、なんて案も浮上しているらしいNHK。 NHKは受信料を元に運営しているため、企業としてその収入が増えるように活動するのは当然ですが、その姿勢に対する不満もSNS上ではちらほら見かけますね。
そんなNHKが、最近受信料を開設するサイト”キュン活ほっとらいん”をオープンしました。 そのサイトがあまりにNHKのイメージとかけ離れているので、ご紹介したいと思います。
サイトは四人のイケメンが受信料の大切さをユーザーに説明してくれる、というもの。 それぞれ異なるタイプのイケメンが用意されています。
これがスマホの女性向けゲームであれば何の違和感もないのですが、あのNHKのWebサイトだと思うといろいろとツッコミどころが溢れるサイトになっています(笑)。
NHK側の思惑通り?ツイッターなどでも話題になっている様です。
NHKがこうなったから世も末か…と思いながらもNHKの好感度が上がった瞬間であった#キュン活ほっとらいん pic.twitter.com/PtAqXjBtvA
— こゆえ (@hueta_ta) April 1, 2017
クソ面白いけどもうちょっと仕事選んでもいいと思うw#キュン活ほっとらいん pic.twitter.com/InLQftjuoA
こんにちは、Cocoaウェブディレクターの中島です。
昨今、ウェブサイトやお問い合わせ、クレジットカード入力フォームなどの暗号化が大きなウェブサイトのトレンドとなっています。 SSL化(通信の暗号化)、サイトのHTTPS化を進められたウェブ担当者の方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず。情報を盗み見られてしまう!セキュリティやコンプライアンスだという問題もあるのですが、昨年GoogleがSSL化を推し進めようと検索順位に差を設けることや、Chromeをはじめとするブラウザで警告表示を出す、と発表したからです。
GoogleChrome、HTTPS非対応サイトにアクセス時に警告表示へ
検索順位に影響する、世の中全体が情報漏洩に敏感になってきている、とあれば企業はこぞってサイトやフォームのSSL化を進めます。 2017年は、多くのサイトがSSL対応化されると予想されています。
さて、そんな中ですが、実はSSL通信にも3つのレベルがあることはご存知でしたでしょうか?
それを知るためには、まずSSL通信の仕組みについてざっくりと理解する必要があります。
SSL通信のおおまかな仕組み
いびつな図で恐縮ですが、大まかにいうとこんな感じになります。
ユーザーはHTTPSというセキュアなウェブサイトの閲覧によって情報をSSL証明書に基づいた暗号化で送信します。
受け取るサーバーは暗号化された情報を、SSL証明書に基づいて暗号を解除します。
暗号化の方法、および解除方法は中間に立つSSL認証局がSSL証明書という形で発行します。
この3者方式によってSSL通信は成り立っています。
SSL証明書には3つのランクがある
通信の安全性のレベルはどのSSL通信も変わりません。
証明書のランクが影響するのは、通信している先の相手が正しい相手かどうか、です。
例えば、詐欺師などの悪い奴がSSL証明書を取得していたらどうでしょうか。いくら情報を暗号化して送ったところで、意味がないですよね?
以下がSSL証明書の3つのランクになります。
・DV (Domein Validation) ★ランク
ドメインが存在しているかどうか、Whois情報などによってドメイン取得者が公開されているかどうか
・OV (Organization Validation) ★★ランク
DVに加えて、電話などによる企業が実在しているかどうかの確認
・EV (Extended Validation) ★★★ランク
OVに加えて、さらに登記簿などの書類提出が必要
以前からお伝えしていた、Google ChromeでHTTPS非対応かつクレジットカード情報やパスワードを入力するページにアクセスした場合に、ユーザーにセキュリティーに関する警告が表示されるという仕様変更ですが、いよいよ今月から提供予定のGoogle Chromeの最新版から実装されるようです。
※2/1追記 Google Chrome最新版56から実装されました
現時点の最新版のGoogle ChromeでもHTTPS非対応のサイトにアクセスするとアドレスバーに”!”マークが表示されますが、さらにはっきり警告が表示され、サイトがHTTPS対応か否かわかりやすくなります。
※上段の”!”マークのみから、”Not secure(安全でない)”というマークも合わせて表示されるようになります。英語か日本語になるかは不明
※2/5追記 日本語でGoogle Chromeを使用している場合は、日本語で警告が表示されます
では、早急に自社のサイトもHTTPSに対応させるべきか!?というと、2017年1月現時点ではかなりの大手サイトでも未対応のサイトも見かけますので、まだまだ様子見をしていても良いかと思います。 それよりもMFIにしっかり対応することの方が、よほどビジネス的なインパクトは大きいでしょう。
とはいえ、シェアNo.1のPCブラウザーでユーザーがアクセスしてくる度に警告が表示されるというのもブランディングの観点からはやはり好ましくありません。 サイトの安全性も大事なテーマですので、いつどのような対応をとるのか、計画的に行動できるように準備をしておきましょう。
source:Web担当者Forum
あけましておめでとうございます。Cocoaウェブディレクターの中島です。
少し古いニュースではあるのですが、比較的お問い合わせが多い内容に関して今日はお答えしていこうと思います。
2016年中旬以降、新規作成サイトにてGoogleMapsの地図を埋め込んだ際に、以下のような表示になってしまっていませんか?
なぜだ・・・、今まで普通に埋め込みできたのに。。
こう思った方は少なくないと思います。
特に、サイトにGoogleMapsを埋め込むのはほぼ必須と言っていい昨今。これは困る。どうすればいいんだ。。
2006年中旬以降、新規サイトへのGoogleMaps埋め込みにはAPIキーが必須
上記の通り、サイトにGoogleMapsを埋め込むには、ディベロッパー登録と専用Javascriptコード(APIキー)の取得が必須です。
うわぁぁ、メンドクセぇ!
そう思いそうですが、実は3分で完了します。
下記の方法に従って、慌てずにやってみましょう。
事前準備として必須なのは、Googleアカウントを取得することだけです。
xxxxx@gmail.com
などアカウントを持っていればそれでOKです。
APIキーの取得方法
まずは、Google Maps APIs for Webへアクセスします。
慌てずに上記のリンクをクリックしてください。
こんな画面が出ましたね?それでは、右上の「キーを取得」をクリックです。
指示に従い、特に何もいじらずにひたすら「続ける」「続行」をクリックしていきます。
下記の画面になったらSTOP。
「名前」は任意です。適当にサイト名でも入力しておきましょう。
「このHTTPリファラー~~~~」のBOXに、作成中サイトのURLを入力します。
http://は不必要です。xxxx.comと入力しましょう。
2016年も、怒涛の様に過ぎていきました。 みなさんにとっては、2016年はどの様な年だったでしょうか?
Web業界にとっては、何と言ってもGoogleによるMFI(モバイルファーストインデックス)の発表が衝撃的だったのではないでしょうか。
そんなMFIですが、12月22日に2016年最後のWOH(WebMaster Office Hours)が行われ、MFIに関する質問にGoogleの担当者が直接答えてくれました。
その中で、気になる質問と答えをまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
1.Q 同じURLでPC用ページにしかないコンテンツを(テキストやリンク)がある場合で、スマートフォン用ページにそのコンテンツを移す(初期非表示を含め)対応をした方が良いでしょうか?
スマートフォン用ページにないコンテンツは優先度が低くてその様にしていますが、関連するテキストやリンクが含まれています。
A まさにGoogleが想定していることだが、MFI後はPC用ページにしかないコンテンツは評価されなくなる。対応するか否かはサイトオーナーの判断だが、スマートフォン対応をするなら高品質なモバイル用ページを用意してほしい。もしそれが難しいなら、中途半端なスマートフォン用ページを用意するより、PC用ページだけのままの方が、ユーザーも満足すると思います。
Cocoa編集部補足:Google担当者は、ユーザーの目線から中途半端なモバイル用ページを用意する必要はないのでは、と発言していますが、今後は”スマートフォンに最適化しているか否か”がサイトの検索順位に大きく影響します。
Google側は明言を避ける形で回答していましたが、”検索順位を高めたいなら、高品質でPCサイトとコンテンツが同等以上のスマートフォン用ページを用意してください”というのがGoogle側のメッセージだと思います。
2.Q 現在、PC用ページには構造家マークアップはありますが、スマートフォン用ページにはありません。そのため、スマートフォン用ページにも構造家マークアップを追加することを検討しています。
その際、スマートフォン用ページではパンくずリストなど一部コンテンツを省略しているのですが、PC用ページと同じ内容でマークアップをしても良いでしょうか?それともスマートフォン用ページのコンテンツ通りにマークアップすべきでしょうか?
A 基本は、スマートフォン用ページのコンテンツ内容に沿ってマークアップをしてください。ただし、パンくずリストなどの場合、UXの観点からスマートフォン用ページで省略しているが、検索結果には表示させたいというケースも多いということは認識しているので、Googleとしても検討している項目です。
3.Q PCページでは存在している「内部リンク」が、スマートフォン用ページではあえて省略している場合、その省略している内部リンクの評価は、MFI後でも同じ評価になりますか?
A なりません。MFI後はスマートフォン用ページに存在していない内部リンクは評価になりません。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、次回のWOHは一月下旬に開催とのこと。 気になる方は、是非リアルタイムで参加してみましょう!
source:WebMaster Office Hours