検索エンジン対策的な側面からも、サイトマップを公開しているホームページは多いです。ただキーワードマップ、つまり個々のページがどういったキーワードの上位表示を狙って構築しているのかを記したマップを作り、運用している企業は意外と少ないと思います。
どのページでどのキーワードを狙うのかを事前に決めてページを構築・更新していく方が、WEB担当者が一人でホームページを管理している場合も、外部業者に管理を依頼している場合も有効で、特に社内と外部業者で共同で管理している場合には、途中で方向性を見失わないためにも重要です。
花屋を営む会社のホームページを例にしてみましょう。
ページが5ページあるとして、それぞれのページにターゲットとするキーワードが記されています。キーワードマップは例の様に、サイトマップのそれぞれのページにターゲットとするキーワードを記すだけのもので充分なので、作成もそれほど難しくありません。
それぞれのページで狙うキーワードはなるべく絞った方が効果的です。一つのページにターゲットとするキーワードを沢山設定すると、検索エンジンに何が重要なキーワードなのかを伝えることが難しくなり、検索順位が思った様に上がらないケースがほとんどです。また上の例のブログページの様に、特定のキーワードを定めずに構築していくページも存在します。
せっかくサイトマップがあるのに、キーワードマップを作らずに運用されている場合は、ぜひキーワードマップを作ることをオススメします。非常にシンプルな方法にも関わらず、長期のホームページ運用においてとても大きな効果があります。