行き過ぎた冗談は、犯罪になってしまう。
片山被告のPC遠隔操作事件が示したように、インターネット上の冗談は洒落にならない場合があります。
そんな冗談を大量生成できてしまう、悪魔のツール、shrturl.coをご存知でしょうか。
このサービス、レイアウト、ロゴ、見出し、ソーシャルツールまで、元のサイトを見た目そっくりに複製、さらにテキストを自由編集できます。
わずか数分で偽サイトができてしまう、悪魔のツール。
コーポレートサイトをベースにすれば、偽のプレスリリース記事を、
金融サイトであればフィッシング詐欺サイトを、
ニュースブログであれば、簡単に偽ニュースをまるで本物のように生成できます。
これがSNSで拡散されたものであれば、簡単に信じてしまうこともあるでしょう。
このサイトで生成された偽サイトはhttp://shrturl.co/XXXXXX
というURL構造になり、他のURL短縮サービスと似ており、非常に紛らわしいのが特徴です。
またこのURLがbit.lyなどの短縮サービスでさらに短縮されるともはやリンクを踏む前に判別するのは不可能です。
また特徴としては、生成されてから48時間で自動削除されます。
大きな被害を受けたり、自分が拡散者になってしまう前に、こういったサイトの存在を頭に入れておいたほうがいいでしょう。
written by 中島