先日もお伝えしたAppleの過去最大の買収がとうとう確定しました。

AppleはBeats MusicとBeats Electronicsを30億ドルで買収すると発表、またBeatsの共同創業者である音楽プロデューサーのJimmy Iovineと、ラッパー/音楽プロデューサーで最近はグラミー賞の司会でもおなじみのDr. DreがAppleに参加することもあわせて表明されています。

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左からである音楽プロデューサーのJimmy IovineとAppleのCEO Tim Cook、Beatsのもう一人の共同創業者でありラッパー/音楽プロデューサー Dr. Dre、Appleのインターネットソフトウェアおよびサービス担当の上級副社長 Eddie Cue

やはりAppleのメインの狙いはBeats Music?

色々なメディアでも噂されているのが、AppleはBeatsのヘッドフォンが欲しいのではなく登録制のストリーミング形式の音楽サービス”Beats Music”が今回の買収の目的であるということです。

たしかにAppleの公式の広報資料では

”Beats Music ,and Beats Electronics”

をAppleが得た、という順番で記載されていますし、iTunesStoreの売り上げも落ちていることは確かなので、噂が正しいのかもしれません。

SpotifyやPandoraに対応することは、iTunesStoreを成功させることによりiPodの販売数を伸ばしたAppleにとって、外部の人間が思っている以上に重要な可能性はあります。

今後Beatsのヘッドフォンはどうなる?

Beats MusicとiTunesStoreの今後も気になりますが、Beatsのヘッドフォンの今後も気になりますよね。高いデザイン性で圧倒的な人気を誇るヘッドフォンを、Appleはどうする気なのでしょうか。

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個人的には、Beatsのヘッドフォンの音質が今後飛躍的にアップするといった一部の音楽マニア・ヘッドフォンマニアが喜ぶ展開にはならないと思います。

もともとiPod自体もそれほど音質はいいものではなく、使いやすさや見た目のスタイリッシュさといたった、幅広い層にアピールできる強みを強調した音楽再生機器でした。

BeatsのヘッドフォンもiPodと似たような共通点があり、見た目のデザインの良さが一番の魅力で、音質は本当に高い音質を求めるユーザーの欲求を満たすものではなく、値段もそういったユーザーが求める高級ヘッドフォンの十数万円といった価格と比べれば、数万円程度という割と抑えめな価格設定です。

なのでAppleのBeats買収後は、より大衆路線が鮮明になり、iPodやiPhoneと組み合わせて大量に販売される商品として進化していくと思います。値段も今よりさらに低いものが出るかもしれませんし、個性的な商品はどんどん減っていく気がします。

ただこれはあくまで個人的な予想です。僕はAppleもBeatsも好きなブランドなので、ぜひ予想を裏切る素敵な商品やサービスを出してもらいたいですね。

 

ソース:Apple