あなたのPCやネットワークは大丈夫ですか?
数々の冤罪を生み出した例の事件。
PC遠隔操作による殺人予告などの罪で逮捕後、保釈中だった片山容疑者が罪を自白したことで事件は一気に解決に向かいそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASG5N3D1PG5NUTIL003.html
このコンピュータウイルスによるPC遠隔操作。
他人ごとではなく、非常な簡単なプログラムで実行できてしまいます。
ただ遠隔操作されるだけならまだしも、一度遠隔操作されてしまうと「自分がやっていない」事を証明するのは非常に難しく、いつ冤罪に巻き込まれてもおかしくはありません。
今回は一般的なWindowsPCを遠隔操作から守る基本事項をまとめます。
1. Windows Defenderを入れる
Windows Vista、Windows 7、Windows 8(自動で更新)以降の場合はMicrosoft社から提供されている
ウイルス対策プログラムのWindows Defenderをインストールすることで旧式のウイルスプログラムは
ほとんど排除可能です。
無料で入手できますので、Windows7ユーザーは即インストールすべきでしょう。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/products/features/windows-defender
2. Windows XPは使わない
既にサポートが切れているWindows XPはインターネットにつなぎ、普通に使用しているだけでも
ウイルスに感染するリスク抱えています。
Windows XPをインターネットに接続して使用するのはやめましょう。
3. 身元の分からないメールは開かない
悪意のあるメールの場合、添付ファイルを開かずにメールを開封しただけでも
ウイルスへの感染の可能性があります。
ウイルススキャンを行っていない場合は身元不明メールは開かないようにしましょう。
4. フリーソフトをインストールしない
窓の杜やVectorなど便利なフリーソフトを配布しているサイトは数多くありますが、
その中にウイルス感染済みアプリケーションが無いとは言い切れません。
またブラウザのアドオン、プラグインなどにも悪意のあるものが配布されています。
よくわからないものはインストールしない、これを心がけましょう。
5. 2chなどのリンクは開かない
2chに貼られているリンクなどには悪意のあるサイトも多くありますし、
まるで正式なサイトを見せかけた偽サイトも多く確認されています。
2chなどのリンク先は基本的に信用しない。これが基本です。
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以上5項目をしっかりと守れば、多くのウイルス感染リスクを防ぐことができます。
またPCが本来と違う動作をするなど違和感を感じた場合は
PC関連に詳しい知人、またはメーカーなどに問い合わせをするのが
二次被害を防ぐことにつながるでしょう。
Written by 中島