昨年上陸した世界大手の“Netflix”、日本テレビ系列で国内では古株とも言える“hulu”、そして通販大手Amazonが会員制のサービス“Amazonプライム”の一貫として実施する”Amazonプライムビデオ”など、群雄割拠とも言える状況の動画配信サービス。
私も”Amazonプライム”の会員なので、”Amazonプライムビデオ”には楽しませてもらっています。作品数も少なくなく、それでいて”Amazonプライム”の3990円(税込)の年会費を払えば見放題、もちろん”Amazonプライム”の特徴であるAmazonの配送において通常会員より優遇されるサービスも適用され、その他の定額制音楽配信サービス”Amazonミュージック”も聞き放題とあって、かなり満足度は高いサービスです。
ただ、実際どの動画配信サービスのコンテンツ数が多いのか、などはよくわかりませんでした。今まで“hulu”を1年くらい使い、その後3ヶ月ほど“Netflix”の会員としてサービスを使用していたところ、”Amazonプライムビデオ”が始まり、”Amazonプライム”の会員だったこともあり“Netflix”と”Amazonプライムビデオ”の二刀流で動画を楽しんでいたのですが、だんだん”Amazonプライムビデオ”を見る比率が高くなっていったたことと、少し前に新しく購入した4kディスプレイでは、“Netflix”の特徴でもある4kの超高画質映像を見れないことが判明したため、”Amazonプライムビデオ”一本に絞り込みました。
個人的な印象では“Netflix”と”Amazonプライムビデオ”ともにオリジナルコンテンツの質が高く、それ以外のコンテンツの数ではあまり変わらない印象でした。
それはあくまで個人的に見たいコンテンツの数の比較だったのですが、最近大手リサーチ企業のMM総研が、国内の主要な動画配信サービスのコンテンツ数の実態調査の結果を発表してくれました。各サービスの利用を検討する際にも参考になると思うので、早速見てみましょう!
MM総研の調査の概要は、
“国内で提供されている動画配信サービスのうち主な10サービス(iTunes Store、Amazonビデオ、J:COMオンデマンド、TSUTAYA TV、dTV、Netflix、ひかりTV、ビデオマーケット、hulu、U-NEXT)を対象に2015年12月時点の各サービスが提供するコンテンツ数をカウントした。今回の調査では、テレビドラマや映画などのジャンル別にも集計を実施した。”
とのこと。
また、
“※2015年12月時点の成人作品を除く一般映像作品および音楽作品を対象にコンテンツ数をカウント。
※ドラマやアニメ等は話数ベースでカウントし、ジャンル間で重複するコンテンツを除外している。
※各動画配信サービスのコンテンツ数はMM総研が独自に調査・作成したものであり、各社が公表している数値と異なる場合がある。”
という基準で行われた様です。
その結果、ミュージックビデオなども含めた総合的なコンテンツの数ではNTTDoCoMoが運営するdTVが12万7,000本で第1位、ミュージックビデオを除いたテレビドラマ、映画、アニメ等を対象とする一般的な映像作品では11万7,000本でビデオマーケットが第1位だったとのことです。その他の順位は下の表をご参照ください。
MM総研では今回の調査で、各動画配信サービスのテレビドラマや映画などのジャンル別にもコンテンツ数を集計したそうです。
それによると、
“主なジャンル別の提供コンテンツ数ランキングでは、各サービスの特徴が浮き彫りになっている。
テレビドラマでは海外ものを中心にTSUTAYA TVが1万9,000本と最多で、Amazonビデオがほぼ同数で続く。映画では洋画を中心にAmazonビデオが9,000本と最も多い結果となった。
また、アニメと韓流・アジアコンテンツではビデオマーケットが最も多かった。特にアニメにおけるビデオマーケットの提供本数は4万8,000本と2位のTSUTAYA TVの約2倍のコンテンツ数であることが分かった。“
とのことです。
この比較は、自分がどんな映像を見たいか、ということに役に立ちますね!例えば海外のテレビドラマや洋画が見たい方はAmazonビデオが最も豊富なコンテンツがありそうですし、アニメが見たい方はビデオマーケットが良さそうです。
ただ、実際利用するには課金形態にも注目しまてみましょう。
というのも、例えば”Amazonビデオ”は有料で映像作品をレンタルしたり購入したりするサービスと、前述の”Amazonプライムビデオ”の様に定額見放題のサービスが混在しています。今回のMM総研の調査ではそれが全て足し上げられている可能性があります。ビデオマーケットも見放題と作品毎の課金が両方存在するサービスなので、自分の見たいコンテンツがどの課金形態で見ることができるのかといった事をサービス加入前に確認することをお勧めします。
どのサービスもそれぞれ特徴を出し、ユーザーの獲得に力を入れています。今回の調査結果も考慮すると、コンテンツ数の拡充に力を入れているビデオマーケットを中心とした国内事業者と、調査結果では触れられていませんでしたが、コンテンツ数では国内勢の後進を拝したものの、その分オリジナルコンテンツの制作に熱心な”Amazonプライムビデオ”などの海外勢という立ち位置が明確になっている様に見えます。
ご自身が使う動画配信サービスを選ぶ際は、そういった点も意識して、自分のライフスタイルやニーズに一番マッチしたサービスを使えば、幸せな動画生活を送れること間違いなしです!
Source:MM総研
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