毎年公開されるCMSとしても利用されるWordpressの最新デフォルトテーマ「Twenty Sixteen」が公開されました。
WordPressデフォルトテーマは毎年、非常にシンプルかつ時代のトレンドを取り入れた作りとなっているため、Wordpressのカスタマイズを勉強するのに最適です。
詳しいカスタマイズ法はさておき、今回はこのTwenty Sixteenテーマの特徴について触れていきたいと思います。
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WordPressデフォルトテーマ「Twenty Sixteen」が公開。その特徴とカスタマイズ性は?
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Twenty Sixteenテーマでは、初期状態で右カラムを持つ2カラムデザインを採用しており、非常にオーソドックスなものとなっています。
また、メニュー位置がロゴエリアの右側に来ており、スマホ自動対応のリキッド・レイアウト(ブラウザの横幅に応じて自動的に対応する)を採用しています。
以前のニュースメディア向けに作られた「Twenty Fourteen」よりではなく、去年の「Twenty Fifteen」を踏襲した作りで、企業サイトなどにも使いやすいシンプルな作りです。
Twenty Fifteen
Twenty Fourteen
また、初期状態ではWebフォントである「Googleフォント」を採用しており、日本語にやさしくない作りとなっています。
日本語サイトを作る場合は、CSSのフォント部分を編集したほうが良いでしょう。
また、標準機能として「Social Links Menu」があり、各種SNSリンクをフッター部分に埋め込むことができます。
従来よりSNSへのシェアに配慮した作りになっていますね。記事ごとにシェアボタンを埋め込む場合は従来通りプラグインを利用するとよいでしょう。
また、スマホ表示状態でのドロップダウンメニューなどの動きが、旧テーマよりもスムーズになったように感じます。
動作も軽く、企業サイト、ブログサイト両方で使いやすいテーマなのではないでしょうか。
デフォルトテーマに共通して言えることですが、凝ったデザインよりもテキストコンテンツを引きだたせたいときに向いているテーマです。
「Twenty Sixteen」はそのシンプルな構造とスマホでの表示の速さがテキストSEO向きです。
背景色と、解像度の高い画像のみで作っていくメディアアーカイブサイトなどは最適でしょう。
また、今までなかった機能としてテキストの抜粋を投稿のイントロとして表示する機能が追加されています。アイキャッチ画像も同様です。(これは従来通り)
より文章を見せたい場合に活用できます。
今回の「Twenty Sixteen」の構造は、去年のテーマ「Twenty Fifteen」と大きな違いはありません。
ですので、「Twenty Fifteen」のカスタマイズFAQがそのまま使えます。
今まで「Twenty Fifteen」を使っていた方の移行もスムーズに行えるのではないでしょうか。
とりあえずWordpressでサイトを作ってみたい方には最適なテーマです。
当社ブログ内にも役立つコンテンツがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPressカスタマイズ向けTIPS http://cocoa-inc.jp/category/website/wp
【初心者向け】WordPressをCMS活用する際にインストールすべきプラグイン6選 http://cocoa-inc.jp/911