皆さんこんにちは、今日は寒いですね!
明日はかなりの雪が降るなんてことが言われていますが、交通機関の乱れとか、いろいろ心配になりますね。
さて、今回は前回の続き、グルテンフリーの食事生活を私が3ヶ月実践してみた結果の第二回です(前回の記事はこちらからどうぞ)。
前回の記事ではテニスの世界ナンバーワン選手であるノバク・ジョコビッチの著書で進められていた、2週間パンやパスタなどの小麦類を我慢するという食生活を実践したら、かなり楽に3kg体重が落ちたので、さらに本格的にジョコビッチの著書の内容を実践してみることにしました、というところで終わっていました。
ジョコビッチ曰く、小麦を2週間抜き、それが自分にあっていると感じたら、次は乳製品を2週間抜いた生活をしてみて欲しい、とのことでした。
2週間の小麦抜き生活で3kg痩せ、テンションの上がっていた私は早速実践することにしました!
もちろん小麦も抜いて、小麦と乳製品抜きの生活のはじまりです。
結論からいうと、この小麦抜き生活はめちゃくちゃきつかったです…!
小麦の場合、代わりにご飯を食べたり、炭水化物を少なめで牛や豚、チキンのステーキを食べたりと、そういったものを食べていれば割とパンやパスタを食べなくても何とかなったのですが、乳製品はダメでした。
私は子供の時からものすごくよく牛乳を飲んでいたので、とにかく牛乳を2週間も我慢する、ということが耐え難い苦痛だったのです。
何とか2週間は我慢し、体重はさらに1.5kg落ち、4週間で4.5kg落ちたことになりましたが、この生活をずっと続けるのは無理です。今後はどうすればよいのか、とりあえず小麦だけ食べなければ良いのか、など少し悩みました。
どうすべきか迷った私は、ジョコビッチの著書をもう一度見返してみることにしました。
そしてあとがきで、ジョコビッチの著書以外にグルテンフリー生活を送るのに参考になる本がいくつか紹介されていました。
その中で、書店で見かけて気にはなってたものの、タイトルがどぎつすぎて手に取るまでには至らなかった、”いつものパンがあなたを殺す”という本を一度書店で読んでみることにしました。
書店に行くと、ありました、”いつものパンがあなたを殺す”が。しかし、何度見ても激しいタイトルです。繰り返しになりますが、タイトルが扇情的すぎて私は書店ではこの本をスルーしていました。
ただ、読んでみると印象的すぎるタイトルに反して、内容は割とソフトというか、ジョコビッチの著書がものすごくストイックで厳しい食生活を推奨しているのと比べて、制限も少なめでした。
ただ内容は著者が医学博士ということで、エビデンス(科学的根拠)はジョコビッチの著書より豊富に掲載されており、アマゾンのレビューもかなり顫音的な知識をお持ちの方からも高評価を受けています。
比較するとジョコビッチの著書は世界一のテニス選手が、世界一のパフォーマンスを発揮するために実践している超ストイックな食生活を伝えているのに対し、”いつものパンがあなたを殺す”は医学博士が一般人に向けて、体や脳の状態を良好に保ち続けるためにオススメする無理のない食生活が提案されている印象です。
ジョコビッチの著書で個人的に大きく問題となっていた乳製品も、”いつものパンがあなたを殺す”はある程度は食べても良いとされています。これならイケる!と思い、”いつものパンがあなたを殺す”を購入することにしました。
さあ、これで私はグルテンフリーに関する本を二冊読んだことになります。
一冊めがジョコビッチの著書、二冊めが、”いつものパンがあなたを殺す”です。
前述の通り、ジョコビッチの著書はめちゃくちゃストイックなため、基本は、”いつものパンがあなたを殺す”を参考に、自分に取り入れられる部分だけジョコビッチの著書の提案を採用しています。
そうすると、こんな食生活になりました。
1.なるべくオーガニックなものを食べる
肉でも野菜でも、とにかく自然に近いものを取るのが良い
油は脂肪も良質なものであればむしろ食べたほうが体に良い、油はオリーブオイルやココナッツオイル、ごま油を使う
2.炭水化物は少なめに
ご飯などの炭水化物は食べすぎない程度に、それよりも肉や魚、そして野菜を重視する
3.小麦は絶対に食べてはいけない
様々な理由があるのですが、この点は両書ともにかなりの文字数を割いて説明してくれているので、気になる方は2冊の本の両方、もしくはどちらかを読んでみてください!
そしてこの3点を取り入れて、
1.炭水化物は1日1食か多くても2食に
2.ステーキなど食べ応えがあって、満足度の高い食品を多く食べる
3.オリーブオイルのみで上げたフライドポテトをご飯替わりにする
4.野菜は毎食必ず食べる
5.デザートはミックスナッツと、カカオ70%以上で砂糖をなるべく使ってないものを食べる
6.乳製品は食べてもいいが、少なめに
7.肉と魚は2:1位の割合で食べる
という食生活を送ることにしました。
すると、最初の1ヶ月で4.5kg 2ヶ月目で3kg、3ヶ月目で3kg、計3ヶ月で10.5kgも体重が落ちました。
今回の食生活改善は体調をよくすることが一番の目的だったのですが、おまけとして10.5kgも体重が落ち、あと1kg減れば毎日6時間くらい運動していた大学生の頃の体重に戻ることになります。
しかも、ダイエットとか食事制限んをしている感覚はほとんどありませんでした。上の1~7を見ていただいたのでおわかりかと思いますが、ステーキをたくさん食べたりフライドポテトを食べあたりと、かなり好き勝手に食べたいものを食べています。ストレスなんて全然たまりません。
さらに第一の目的だった体調も素晴らしく良くなり、疲れにくくなりましたし、睡眠に関しても改善された様に感じます。以前より短い睡眠時間でも、しっかり仕事場で動くことができるのです。
グルテンフリー生活が、どれくらいの恩恵を持たらしてくれるのかは個人差があると思いますが、興味が湧いた方は、ぜひ一度2週間だけパンやパスタなどの小麦製品を我慢する生活を試し、ご自身の体に起こる変化を感じて頂きたいですね!