ダイエットの必要性は痛感していたものの、痩せるには至らず
皆さんこんにちは。
社会人になって以来、まったく運動する時間ががとれず、気づけば15kgも大学生の時より太ってしまっていた、Cocoaの米倉です。
大学生の時は、ひまさえあればテニスをして、1日6,7時間練習することもざらだったのですが、社会人になるとそんなに運動をすることはもちろん不可能。
とはいえ、例えば5kgくらい太ったとしても、学生の頃は2,3日食べ過ぎなければ、すぐに元の体重に戻っていました。
そんな事実もあり、社会人になって多少体重が増えても、「ちょっと食事を節制して、運動すれば大丈夫だろう」とたかをくくっていました。
みなさんおわかりかと思いますが、そんなわけないですよね。確かに社会人になりたての頃は激しく運動すれば2,3kg減ることもあったのですが、だんだん運動の効果もまちまちになり、しかも定期的に運動する機会を得るためには、学生の頃と比べて色々とハードルが高いため、運動をする機会自体も減っていきました。
気がつけば、学生のころは73~75kgくらいだった体重が、87~88kgにも増量していました。大学生の頃と比べて、約12~15kgもの体重増加を果たしてしまったわけです。
これはまずい、とジムに通い出したり、色々なダイエットに手を出してみたものの、どれもほとんど効果がありませんでした。
一時的に1kg前後の減量になっても、ダイエット効果が長続きせず、飽きてしまうことが多かったのです。痩せたいと思いつつもまったく痩せることができず、いたずらに時間だけが過ぎていきました。
そんな時、書店である本が目にとまりました。
それが現在男子テニスの世界No.1プレイヤー、ノバク・ジョコビッチ(最近日本男子テニス界のエースでもある錦織圭ともよく対戦しているので、ご存知の方も多いかもしれません)の著書、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」でした。
前述の通り、私は大学生の時、かなり真剣にテニスに取り組んでいました。
そんな私にとって、世界No.1のテニスプレイヤーで、近年圧倒的な強さを誇るジョコビッチの、テニスで勝利するための秘訣の一つが食事だったというのはとても興味深い情報であり、この本はその情報について詳しく説明されているとのこと。
書店で本を手に取り中身を少し読んだところ、最強のライバルの一人、ラファエル・ナダルについて、実際対戦したプレイヤーでしか書けないような生々しい試合の様子なども書かれているではありませんか。
実際は書籍のタイトルの通り、テニスより食事や食品に関しての情報の方が多い本のですが、現役王者が厳しいテニス界で強さを維持している秘訣なんかも読み取れるのではないかと思い、気がつけば書籍を購入していました。
テニスの情報が読みたくて購入したの本なので、食事に関す情報には、当初は正直興味がありませんでした(笑)。
しかし本書は巧みな構成で記述されており、おそらく一定数世の中に存在するであろう、私の様に食事よりテニスプレイヤーとしてのジョコビッチに興味があり書籍を購入したテニスファンにとっても、食事を見直すの重要性について大きく関心を高めるきっかけになる本でした。
詳しい内容を書くと逆に本書の説得力を損ねてしまうと思われるので、内容の詳細を書くことは今回は避けますが、結論から言うと、
”今すぐ小麦を食べることをやめなさい”
ということがジョコビッチからのアドバイスでした。
そして半信半疑の場合は、”2週間だけ小麦を抜いてみて、自分自身に起こる変化を観察してみて欲しい”というメッセージが載っていました。
他ならぬテニスNo.1プレイヤーのジョコビッチのアドバイスです。聞かないとバチが当たります(笑)。
単純思考のテニスファンである私は、とりあえず2週間だけ、ジョコビッチの言う通り小麦抜きの生活をしてみることにしました。
パンやパスタを食べず、2週間ご飯中心の生活を試してみることに…
小麦抜きということで、とりあえずパンとかパスタとか、思いつく小麦製品を食べることをやめました。それが9月の半ばのことです。
私は日本人なので、小麦の代わりにご飯を食べれば特に苦痛ではありませんでした。もちろんパスタもパンも大好きで、自分で作ったり外食したり、お店で買って食べたりしていたのですが、2週間くらいだったら我慢できます。
そして、1週間が経ち、2週間経った後…
とりあえず体重計に乗った私は、びっくりしました。
なんと、小麦を抜く以外カロリーも量も気にせず食事をしていたのに、体重が3kgも減っているではありませんか…!
以前週に3日もジムに通ったり、厳しい食事制限をしても、2週間で3kgも減りませんでした。というか、そういったダイエットに挑戦すると最初の1週間は痩せるのですが、なんだかんだで食事制限の方がだんだん曖昧になり、2週間やそれ以上の期間だと、元の体重に戻ってしまうことが多かったのです。
それが、特にジムにも通わず(以前通っていたジムはずっと幽霊会員となっていました)、小麦を抜くだけでこんなに楽に痩せれるなんて…!
パンやパスタ、ピザなど小麦が中心の食事はしなかったのですが、唐揚げなどパン粉がついている程度の食品は気にせず食べていましたが、この結果!
衝撃的な結果を示した体重計に乗った私は、ジョコビッチのアドバイスの、”2週間たって小麦抜きの生活が自分にあっていれば、これを試してみて欲しい”という次のステップに進むことを即時に決断しました。
第2回に続く