ウェブサイト管理者や解析する方にとって必須のツールであったGoogleウェブマスターツールが5/20に「Google Search Console」へと名前を変え一新されました。
10年近く提供してきた重要なサービスであったため、名称の変更には名残惜しい人もいるのではないでしょうか。
Google公式ブログによると
従来のいわゆる「ウェブマスター」は、ウェブマスター ツールのユーザーの一部でしかないということがわかってきました。ウェブマスター ツールは、小規模事業主から、SEO の専門家、マーケティング担当者、プログラマー、デザイナー、アプリ デベロッパー、個人のサイト運営者、そしてもちろんウェブマスターまで、さまざまな方々にご利用いただいていたのです。すべての方々に共通していたのは、「作ったものをオンラインで公開したい、Google 検索ですぐに見つかるようにしたい」という気持ちでした。そこで、Google ウェブマスター ツールの名称を Google Search Console に一新し、Google 検索に関心を寄せるすべての方々を対象にサービスを提供することになりました。
と言っています。
“Google Search Console” – ウェブマスター ツールが新しくなりました
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/05/announcing-google-search-console-new.html
従来のウェブマスター(サイト管理者)向けのツールから、ウェブに関わる全ての人へ情報を提供していくサービスを目指す、という事のようです。
現時点(5/22)ではインターフェースや機能は、従来のウェブマスターツールと変わっていません。
GoogleAnalyticsとの連動機能などもそのままです。
Googleは近年パンダ・ペンギンアップデートと呼ばれる検索エンジンを形作るアルゴリズムを変化させてきました。
その方針は一貫として、小手先の対策を排除し、コンテンツの内容を重視するという内容でした。
その流れに沿って、弊社を含むウェブマスターは良質なコンテンツの拡散に取り組んできたわけです。
今後もより良いコンテンツの作成、そしてそのコンテンツをユーザーに正確にお届けする、その中でGoogle Search Consoleは重要な役割を果たしていくと思います。
written by 中島