youtube

ずいぶん攻撃的なタイトルをつけてしまいました。
すみません。

最近、クライアント様より「動画ってどうなのよ?」と聞かれる機会が多かったもので、少しまとめてみたいと思います。
尚、この記事に出てくる数字は、動画コンテンツを埋め込んだ弊社クライアントのアクセス解析データを基にしています。
あくまで、一例としてご覧ください。

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■ そもそも動画は静止画より上位に位置するのか?

あえてネガティブな情報から記載します。

動画コンテンツを埋め込んだにもかかわらず悲惨な結果になった例は、以下の2つでした。
1.1分以上の動画
2.スマートフォン向けのサイトでの動画
上記二つは動画の時間より圧倒的に滞在時間が短く、サイトの趣旨を阻害しているとすら言える結果となりました。
正直、要点をテキストで記載したほうが何倍もよかったかもしれません。

おそらく「動画を閲覧する」というフローは、普通にテキストを読んだり画像を読むよりハードルが高く、それだけの価値を伝えないとなかなか見てはくれないという事なのでしょう。
また、通信環境や音を出せない環境など、外的要因の影響も多く、つまらない(必要ない)動画は早々にドロップしてしまうのかもしれません。

Googleが提供する動画マニュアルも、「動画視聴中の離脱率について、どんなに中身の良い動画でも開始15秒で1/2が離脱し、30秒では2/3が離脱すると言われており、15秒~30秒の間が、ユーザーがそのまま視聴し続けるか、離脱するかを分かつ最重要ポイントである」と言っています。

ソース:https://support.google.com/youtube/answer/1715160?hl=ja

つまり、ただテキストでも表示できる情報を、わざわざ動画に仕立てる、というのは有効でない可能性がありますね。
十分に注意しましょう。

■ では動画を作るメリットとは何なのか?

動画の最大のメリットは、視覚的に情報を伝えられるという点です。
「A→B→C→A~Cが合体」みたいなPowerPointのエフェクトを利用したスライドショーをよく見る機会があると思います。

このような複雑な説明や、例えば細胞が分裂して増えていく様子、またBefore・Afterの微妙な変化、など絵を2枚並べただけではわかりにくいコンテンツは、動画を使うメリットがあります。

また、例えばスポーツシーンで、とにかく凄いサッカーのシュートなど事象自体に強烈なインパクトを持つものも動画の意義があります。

■ 結局、動画は必要なの?

結論から言うとケースバイケースですが、一例としては「情報はテキストと画像で表示し、補完材料として動画も置いておく」というケースが一番効果が出ました。

テキスト&画像だけの時点で40%近くあったページ離脱率は、ページを動画だけにした場合も40%付近で変わらず。しかし、動画の内容の要約をテキストで表示したうえで動画を配置した場合、離脱率はなんと20%まで下がり、大幅な改善を見せた例があります。

例えば貴社の販促物やブランドイメージなどが消費者にうまく伝わっていない、と感じた場合、データを取りながら動画・テキスト・画像と最適化していくだけで実に半分ものドロップを回避する可能性があります。

一度、コンテンツの配置方法を見直してみるのも手かもしれません。

Written by 中島