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東京証券取引所は5月19日、ネット広告配信プラットフォーム(DSP)事業を手がけるフリークアウトのマザーズ上場を承認しました。公開予定日は6月24日。証券コードは「6094」です。

 

フリークアウトは、自身でコンテンツマッチ広告配信の会社を立ち上げ、その後ヤフーに売却した本田 謙CEOと、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクといったスポーツバイクと呼ばれる自転車の中古の通販サイトを立ち上げた後、グーグルの広告部門で働いていた佐藤 裕介COOを中心に2010年10月に設立された会社で、日本国内初を標榜するRTB(リアルタイム入札)による広告枠の買付を行うDSP「FreakOut」や、広告主が保有する自社サイトのアクセスデータなどを解析するDMP「MOTHER」を提供しています。

 

RTBはシンプルに説明すると広告主のWEBメディアの広告枠への入札を最適化する仕組みで、今ではすっかり日本の広告市場でも浸透した感があります。もともとリーマンショック後に大不況となった金融業界出身の人間が開発した米国発の新技術で、そのRTBが日本に浸透する大きな後押しとなった企業の一つがフリークアウトです。2013年9月期の売上高は21億6246万円、経常利益は2億5164万円、純利益は8675万円だそうで、設立4年足らずの会社としては十分すぎる数字ですね。

 

上場に伴い公募53万株、売り出し22万株(オーバーアロットメントによる売り出し11万2500株)を行うそうです。主幹事は野村證券ということで、マザーズ上場の後、東証二部や一部上場なども目指しているのかもしれません。