さて、もはやこのブログをご覧になっている人であれば説明の必要がないと思う、もっとも有名なウェブサイト解析ツール「GoogleAnalytics」ですが、今回はWordpressにプラグインを使わずにGoogleAnalyticsを設定する方法をお伝えしたいと思います。
やり方自体は非常に簡単で、ものの数分あれば完了すると思います。
ところで、このGoogleAnalytics無料のツールだと思われがちですが、プロパティあたり1000万を超えると有料になるらしいですね・・・知りませんでした。
まぁ1000万PVもあればもはや有料プランの料金を支払うのも訳ないと思いますが・・・。
必ずしも、プラグインを使わないほうが良い、という訳ではありません。
しかし、プラグインを使わずに直接記述することで、以下のようなメリットがあります。
・ プラグインが削減され、コードが短くなる
微々たる差ではあるのかもしれませんが、コードの短さや簡潔さは検索順位に影響します。
少しでもコードを簡潔にし、SEOを追及する場合はプラグインではなく、直接記述のほうが良いでしょう。
・ 一部のテーマではGoogleAnalyticsプラグインが適正に機能しない
GoogleAnalyticsのプラグインは、一部のテーマで正しく機能しません。いくつかの無料・有料テーマでそのような事象を確認しています。
これはほかのプラグインと競合して影響してしまっているからなのですが、その場合は面倒でも直接記述する必要があります。
・ プラグインがアップデートしなかった場合のリスクを回避できる
これは以前に、GoogleAnalyticsがユニバーサルアナリティクスという現在の形態にアップグレードしたときに確認されたのですが、一部のプラグインがGoogleAnalyticsのアップグレードに対応していなかったため、トラッキングできないことが起きていました。
手動で設置することでこのような事態に柔軟に対応できます。
すでにコードをお持ちの方は必要ありません。
GoogleAnalyticsへログインし、アカウント>アナリティクス設定>プロパティ内 トラッキングコードを開きます。
ここにトラッキングコードがありますので、これをコピーペーストして下さい。
メモ帳などを別に開いて、一度そちらに張り付けておくのがいいと思います。
アクセス解析を行いたいWordpressサイトのダッシュボードを開き、「外観」>「テーマの編集」を開きます。
テーマの編集画面右側にテンプレートという項目があり、色々なファイルが並んでいます。
こちらより「テーマヘッダー(header.php)」を選択してください。
こちらの構文に、直接GoogleAnalyticsコードを記述します。
次に、「テーマヘッダー(header.php)」の文章内にある</head>という行を探します。
Windowsをお使いであれば「Ctrl+F」キーで検索が可能ですので、これで</head>を探せばいよいと思います。
Macであれば「Command+F」です。
見つかったら、その直前を改行し、先ほどのトラッキングコードを貼り付け、保存してください。
GoogleAnalyticsの直接記述は以上で完了となります。
この直接記述法は、テーマを変更した際に無効になってしまいます。
この場合はもう一度同じやり方でトラッキングコードを記述する必要があります。
テーマをよく変更するサイト(あまりそういうケースはないと思いますが)の場合は、プラグインによるトラッキングコード設置のほうが便利でしょう。